Pythonは、シンプルで強力なプログラミング言語であり、数学的な計算やデータ処理に非常に適しています。
本記事では、Pythonにおける四則演算(加算、減算、乗算、除算)と、数値型および文字列型についての基本的な使い方を学びます。
また、簡単なコード例も示しますので、実際に手を動かしながら理解を深めてください。
この記事を書いている人
・京都大学理系学生
・高校・大学でプログラミングを学習中
Pythonの四則演算
Pythonでは、四則演算を直感的に行うことができます。ただし、四則の記号は、数学と少しだけ違うので気をつけましょう。
以下に基本的な四則演算の例を示していきます。
加算
加算は、 +演算子を使って行います。では、簡単なコードを以下に示します。
減算
減算は、-
演算子を使います。では、簡単なコードを以下に示します。
乗算
乗算は、*
演算子を使います。では、簡単なコードを以下に示します。
除算
除算は、/
演算子を使います。なお、Pythonでは /
は常に浮動小数点数を返します。
整数部分のみを得たい場合は //
演算子を使用します。
剰余(余り)を求める場合は % 演算子を使います。
これで基本的な演算子をすべて学ぶことができましたね。
次は、Pythonの数値の型について見ていきましょう。
Pythonの数値型
Pythonには主に、整数(int)、浮動小数点数(float)、複素数(complex)の3つの数値型があります。それぞれ見ていく前にtype関数について触れておきます。
type関数とは
type関数とはPythonで変数の型を調べたいときに使います。
type関数を使うときは
type(変数)
の形式で使うことができます。
整数型(int)
整数型は、小数点を含まない数値です。
以下に、type関数によって変数の型が出力されるコードを示します。
intと出力されたら、整数型であることが示されました。
浮動小数点数型(float)
浮動小数点数型は、小数点を含む数値です。
floatと出力されたら、浮動小数点型であることが示されました。
複素数型(complex)
複素数型は、実数部と虚数部を持つ数値です。虚数部には j
を使用します。
complexと出力されたら、複素数型であることが示されました。
Pythonの文字列型
文字列型は、テキストデータを扱うためのデータ型です。文字列はシングルクォート(’)またはダブルクォート(”)で囲みます。
文字列の型
文字列型はstrと出力されます。
文字列の結合
文字列の結合には +
演算子を使って行います。
文字列の繰り返し
文字列を繰り返すには *
演算子を使います。*演算子の後に何回文字列を繰り返すか指定しましょう。
まとめ
今回学んだこと
・基本的な四則演算
・type関数について
・数値型(整数、浮動小数点数、複素数)
・文字列型の操作
これらの基本的な知識をマスターすることで、より複雑なプログラムを書くための基礎が身につくので、一緒に頑張りましょう!!
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