Pythonでプログラミング実践 [input文]

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こんにちは!さんそです。

今回のプログラミングの記事では、Pythoninput文について具体例をふまえて解説します。

プログラミングを始めた方やプログラミングの勉強を復習したい方に向けて書いています!!

この記事を書いている人

・京都大学理系学部

・高校・大学でプログラミングを学習中






黒い背景に白い文字

input()関数とは?

Pythonでは、ユーザーからの入力を受け取るためにinput()という関数が用意されています。

この関数を使うことで、プログラムの実行中にユーザーに何らかの情報を入力させ、その情報を基にプログラムを進行させることが可能です。

例えば、以下のようなプログラムがあるとします。


name = input(“あなたの名前を教えてください: “)
print(f”こんにちは、{name}さん!”)


このプログラムでは、まずinput()関数を使ってユーザーに名前の入力を求めています。

そして、ユーザーが名前を入力すると、その名前を使って「こんにちは、〇〇さん!」というメッセージを表示します。

input()関数の基本的な使い方

input()関数は非常にシンプルに使うことができます。

基本的な使い方は次の通りです。


変数名 = input(プロンプト)


ここで、

変数名 : input()関数によって取得したユーザーの入力値を保存するための変数です。

プロンプト : ユーザーに入力を促すメッセージです。このメッセージは、input()関数の引数として指定します。例えば、「名前を入力してください」や「年齢を教えてください」などのメッセージが考えられます。

数値を入力させる場合の注意点

input文では文字だけでなく、数値を入力することができます

ただし、このinput()関数は、ユーザーが入力した値を文字列(str)として返すため、数値の入力を求める場合は、型変換が必要になります。

例えば、ユーザーが「25」という数字を入力しても、その値は文字列として扱われます。そのため、数値として処理したい場合は、文字列を整数や浮動小数点数に変換する必要があります。

ここで、文字列についてよく分からない方は、次の記事を読んでください。

Pythonでプログラミング入門[四則演算とデータ型] | さんそ ブログ (sannso-o2.com)

では、具体例を見てみましょう。


age = input(“あなたの年齢を教えてください: “)
age = int(age) # 文字列を整数に変換
print(f”あなたは {age} 歳です。”)


上記のプログラムでは、まずユーザーから年齢を入力してもらい、その後でその入力値をint()関数を使って整数に変換しています。

このように、数値を入力させたい場合は、適切な型変換を行うことが重要です。

ここまでで、基本的なinput文の使い方は解説しました!

エラーハンドリング

ここからは、input文の応用を解説します。

ユーザーが数値を入力する代わりに、文字を入力してしまった場合、int()関数でエラーが発生します。

このような場合に備えて、エラーハンドリングを行うことが重要です。

Pythonではtry-exceptを使ってエラーを処理することができます。

例を見ていきましょう!


try:
num1 = int(input(“最初の数を入力してください: “))
num2 = int(input(“次の数を入力してください: “))

result = num1 + num2
print(f”{num1} + {num2} = {result}”)

except ValueError:
print(“エラー: 数値を入力してください。”)


この例では、ユーザーが数値以外の入力を行った場合に、ValueErrorが発生し、それをexceptブロックでキャッチして「エラー: 数値を入力してください。」というメッセージを表示します。

このように、エラーハンドリングを行うことで、プログラムの頑健性を高めることができます。

複数の入力を一度に取得する方法

場合によっては、複数の入力を一度に取得したいこともあります。

そのようなときには、input()関数を使って一行で複数の値を入力させ、それを分割する方法があります

まずは、例を見てもらいましょう!


inputs = input(“2つの数をスペースで区切って入力してください: “)
num1, num2 = map(int, inputs.split())

result = num1 + num2
print(f”{num1} + {num2} = {result}”)


この例では、ユーザーに2つの数をスペースで区切って入力させ、それをsplit()メソッドで分割しています。

その後、map()関数を使って、分割された文字列を整数に変換しています。この方法を使えば、複数の入力を簡単に処理できます。

例:単語を逆順に表示するプログラム


word = input(“単語を入力してください: “)
reversed_word = word[::-1]
print(f”{word} を逆順にすると {reversed_word} です。”)


このプログラムでは、ユーザーから単語を入力してもらい、その単語を逆順にして表示します。

スライシングを使うことで、文字列を逆順に簡単にすることができます。

スライシングについて知りたい方は以下の記事を読んでください。

Pythonでプログラミング入門 [リスト] | さんそ ブログ (sannso-o2.com)

まとめ

今回できるようになったこと

・input文を使いこなす

・エラーが出たときの処理

・複数の文字列を入れる方法

今回の記事ではinput文を使ったプログラミングを解説しました!

ぜひ、例や自分で新しくつくったプログラミングを実行してみてくださいね。

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